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プロバイオティクスで腸活!ビフィズス菌BB-12の力を解説!【その1接着率】

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「腸活」のために摂取した菌(プロバイオティクス)は、なるべく長く身体の中で働いて欲しいですよね。
そのためには「なるべく長く腸内にとどまる」プロバイオティクスを選ぶことが大切です。

「選ぶ菌によって腸へのとどまり方に違いがあるの?」と疑問に思いますよね。
それが実は、あるのです。

そこで今回は、昔からお腹にいいと有名なビフィズス菌のうち「ビフィズス菌BB-12」のすごいチカラ『接着率』をご紹介します。

 

 

腸内に残るプロバイオティクスとして注目!ビフィズス菌BB-12

 

私たちの腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つの腸内細菌グループがあり、それらは常になわばり争いをしています。
このような、大腸にさまざまな腸内細菌がすみついている様子を「腸内フローラ」と言います。

日和見菌は、普段は腸内でおとなしくしています。
しかし、悪玉菌が増えると一緒になって悪さをするのです。
つまり、いかに善玉菌が多い状態を保てるかが、腸内フローラを良好な状態にするための鍵であると言えるでしょう。

 

腸活のプロバイオティクスの代表選手「ビフィズス菌」

 

腸内フローラは、食事だけでなく加齢や生活習慣によっても変化します。
そうは言っても年齢は変えられませんし、生活習慣を変えるのもなかなか難しいですよね……。

そこで注目されているのが口から摂取するプロバイオティクスです。

プロバイオティクスとは「適正な量を摂取した人の体内で好ましい働きをする生きた菌」のこと。

有名なプロバイオティクスにはビフィズス菌や乳酸菌がありますが、腸内の善玉菌は99%以上がビフィズス菌で占められています。

そのため、腸内環境を整えるには少しでも多くの生きたビフィズス菌を届けたいところ。
しかしビフィズス菌は一般的に酸に弱く、口から摂取したうちの多くが胃酸や胆汁酸によって死滅してしまいます。

ビフィズス菌が「生きた状態で腸に届く」ことは、そう簡単ではないのですね。
腸活のためのプロバイオティクス選びでは、酸に強いビフィズス菌を選ぶことがまず大切です。

 

摂取したプロバイオティクスが腸内で働けない!?

 

胃酸や胆汁酸に負けずに腸に届いたからもう安心……ではありません。
ここからが第二関門です。
実は、生きて腸に届いたプロバイオティクスは、必ずしも腸内で活躍できるとは限らないのです。

残念ながら口から摂取したビフィズス菌や乳酸菌の多くは、たとえ生きて腸に到達したとしても定着も増殖もせずに便として排出されてしまいます。

せっかく生きて腸に届くプロバイオティクスを摂取しても、十分に効果が発揮されないまま排出されてしまうなんてもったいないですよね。

実際に国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)のプロバイオティクスに関するワーキンググループは、プロバイオティクスを評価する上で大事な機能の1つに「粘液やヒト上皮細胞への接着性」を挙げています(出典1)。

つまり、腸内まで生きて届いたビフィズス菌が十分な効果を発揮するためには、できるだけ長く腸管内にとどまることが大切だと考えられているということです。
注)接着性とは「菌が腸内にとどまる性質」のことで、接着率が高いほど腸に残りやすいことを示します。

そこで接着率が高いプロバイオティクスとしておすすめなのが、今回紹介するビフィズス菌BB−12です。

ヒトから検出されるビフィズス菌は約10種類ありますが、ビフィズス菌BB-12は他のビフィズス菌と比べて接着率が高いことがわかっています。

 

プロバイオティクスの力を最大限に発揮するビフィズス菌BB-12の接着率!

 

ここでは、ビフィズス菌BB-12の接着率が高いことを示す研究結果を一つ紹介します。

腸管粘液成分や腸上皮細胞モデルへのビフィズス菌・乳酸菌接着率を調べたインビトロ(試験管上)での研究です(出典2)。

ビフィズス菌BB-12は、乳酸菌や他のビフィズス菌と比較して、腸管粘液細胞モデル(ムチン)に対しても(グラフ上)、ヒト上皮細胞モデル(Caco-2)に対しても(グラフ下)、統計学的に有意に高く接着しました。

 

 

ともに出典②より引用作図

 

ビフィズス菌BB−12は腸管内にとどまりやすく、その分腸内環境をサポートする効果を発揮しやすいということなのですね。

 

プロバイオティクスとしておすすめのビフィズス菌BB-12

 

ビフィズス菌BB−12の接着性が高いことをお伝えしました。

実はこのビフィズス菌BB−12のすごさは、接着率の高さだけではありません。

 

ビフィズス菌BB-12の特徴

  •  ビフィズス菌の中でもっともよく研究されている(論文数ナンバーワン)
  • 胃酸のような強い酸性に強いので、菌が生きて腸まで届きやすい
  • 粉ミルクや食品にすでに採用されているので安心・安全である

 

つまりビフィズス菌BB-12は「生きて腸まで届きやすい」上に「腸内にとどまりやすい」と考えられるのです。

腸内の99%以上を占めるのはビフィズス菌なので、生きたビフィズス菌BB-12が長く腸内にとどまれば、腸内フローラを保ちやすくなるでしょう。

腸内フローラを良好にすることを目的とした「腸活」ならば、なるべく長く腸内にとどまってくれる菌を選びたいですね。

 


出典1.Joint FAO/WHO Working Group Report on Drafting Guidelines for the Evaluation of Probiotics in Food
London, Ontario, Canada, April 30 and May 1, 2002

出典2.Laparra JM, Sanz Y.Comparison of in vitro models to study bacterial adhesion to the intestinal epithelium. Lett Appl Microbiol. 2009 Dec;49(6):695-701.

 

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