帝人の「腸活」-健康寿命に腸内環境の改善を | ビオリエ | 帝人株式会社
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ビオリエが提案する「腸活」

ヘルスケアサービスを展開する
テイジンが本気で腸活に参入

帝人株式会社の企業理念のひとつ「クォリティ・オブ・ライフ*1の向上に努めます。」
人生100年時代を迎え、テイジンは、予防・健康増進から治療、リハビリ・介護にいたる幅広い領域で健康に関連する総合的なソリューションの提供によって人々の健康に貢献することを目指しています。
人生さいごの日まで、より豊かで健康的に生き抜くために、人間本来が持っている力を最大限に発揮することが重要と考えました。そのために腸の健康がもっと重要だという思いから「腸活」を食でサポートする素材を提供しています。

食にサイエンスを。腸から美味しい健康を。
~ 腸のチカラを科学する ~

ビオリエの最大の強みは、テイジンのヘルスケア及びマテリアル分野の研究者の存在です。
単なる食品の販売にとどまることなく、テイジンの100年の歴史で培った技術や知識を活かし食品への応用研究を行うことで、確かなものだけを提供します。また、食品素材のヘルスケア機能や特性等を科学的に検証し、食品メーカーや消費者に情報提供を行っています。

ビオリエで腸活

腸活で大切なことは
腸内フローラを
良好にすること

腸活は難しくない。元気な腸で健康に。

「腸活」という言葉をテレビや雑誌などで目にするようになり、周りで腸活を実践されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?なぜ腸活に注目が集まっているか?と気になっている人も多いかもしれません。

『腸活をすると何がいいの?』
『腸活って具体的には何をすることなの?』

という方に、ビオリエが健康に暮らしていくために、手軽に始める腸活を提案します。

腸の健康が健康に影響する理由

腸には小腸や大腸などいくつかありますが、まず腸活で重要とされる大腸の大切さを。
大腸は以前、単に食べ物のカスから便を作るだけだと思われてきましたが、実は様々な細菌(腸内細菌)がいて、一つの生態系を作っていること、そしてその生態系の状態が、私たちの健康に影響に与えることがわかったことで、大腸の役割が見直されました。
大腸内に巨大な生態系を作っている腸内細菌。その数は、1000種類、40兆個以上、重量にすると1~2キログラムともいわれます。ヒトの体細胞が37兆個なので、大腸とそこに広がる腸内細菌の状態はとても重要であることが分かります。

腸内フローラとは

腸活を始めるときに、必ずと言っていいほど目する「腸内フローラ」。
腸内フローラ、または腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)とは、腸内細菌の集まりのことを言い、その様子が色とりどりに咲くお花畑のようだということで、腸内フローラと名づけられました。
そしてこの腸内フローラを良好にすることが、腸活にとって一番重要だといわれています。

腸内細菌は、体細胞と同様に身体にとって良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、その環境によって善玉菌として働いたり悪玉菌として働いたりする日和見菌(ひよりみきん)が存在します。
腸内フローラを良好にするとは、良い働きをする善玉菌が元気に活躍する状態を作ること。

  • 善玉菌
  • 悪玉菌
  • 日和見菌

スーパー物質「短鎖脂肪酸」に注目

善玉菌は、たくさんの短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)と呼ばれる物質(酢酸、酪酸、プロピオン酸など)を作り出します。
短鎖脂肪酸は、おなかの調子を整える、大腸の劣化を防ぐなどの働きがありますが、そのほかにも全身の健康に寄与することが多くの研究で明らかになっているスーパー物質で、腸活には欠かせないキーワードとして注目を集めています。
この善玉菌が、人の役に立つ成分である短鎖脂肪酸を生み出すことを「発酵」と言います。

大切な体内発酵サイクル

もう一つ、腸活に取り組むにあたり、意識したいことが「体内発酵」。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品でご存じの発酵を“体内”で行う。つまり、「体内の腸内細菌によってよい成分を作り出す」ことが、今とても重要視されています。
体内発酵が進むことで、善玉菌が活動し短鎖脂肪酸を発酵する、短鎖脂肪酸が増えると、悪玉菌が棲みにくい環境となるので、これを繰り返すことで継続的に体内発酵の状態を作ることが有効です。

イヌリンの体内発酵のイメージ図

ビオリエの腸活とは

腸内フローラを良好にするために、大腸内の善玉菌の活発化を促す活動をする、特に食生活に着目した活動が、ビオリエがおすすめする腸活。その2つのポイントを順にご説明します。

善玉菌が喜ぶエサを与える

まず1つ目は、大腸内の善玉菌が元気になるために、善玉菌にエサをあげる必要があります。その方法は、私たちが摂っている食事。まさに食べたものが、腸内細菌の栄養分となります。善玉菌が喜ぶエサを選び、またそれを善玉菌が住む大腸、できれば腸の奥に届く食事をとることが大切。何を食べるのかは、腸内フローラの働きにとっても大きな影響を与えるのです。

善玉菌は食物繊維を喜びます。ゴボウや玉ねぎ、アボガド、大麦などに含まれる水溶性食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌の良いエサとなることが知られていますので、積極的に摂りましょう。
食事の時の気を付けるポイントは、「茶色い炭水化物を摂る」ということ。食物繊維量の多さからすっかり食生活になじみつつある大麦などを混ぜた雑穀ご飯や、雑穀の混ざったパンを選ぶなどを心がけて、今日からできる腸活の第一歩を踏み出しましょう。

善玉菌の種類を増やす

2つ目に、腸内細菌は単に善玉菌が多ければ良いということではなく多様性も重要だと言われています。善玉菌が、悪玉菌と戦うためには、いろいろな武器やスキルを持った仲間が必要です。いろいろな種類の腸内細菌を腸の中に取り入れるような食生活を心がけてみるとよいとされます。例えば、ヨーグルトもいろいろな種類を試す、など手軽なところから始めてみませんか?

善玉菌の餌になる「プレバイオティクス」、善玉菌を摂取する「プロバイオティクス」、その両方を合わせて摂ることを「シンバイオティクス」といいます。 善玉菌を増やし、腸内フローラを良好にするため、さまざまなアプローチを取り入れるのがおすすめです。 いろいろな栄養素をバランスよく摂取することは、腸内細菌の多様性を高めることにつながります。

シンバイオティクスの説明図 シンバイオティクスの説明図

栄養バランスの良い食事で
腸内環境を改善しましょう

バランスの良い食事を心がけることが、明日からでも始められる腸活の第一歩になります。

善玉菌と悪玉菌のイメージ

*1:クォリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)
「生きていることの価値」という意味で、生活の豊かさや、健康、安全、ゆとり、仕事・趣味・人との触れ合いなどを通じて得られる人生のさまざまな喜び、さらには、地球上のすべての生命の大切さ、という広い意味を込めた言葉。

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