先日、テレビを見ていたら、ドイツのおむすびは具材が変わっているという話題を取り扱っていました。コンビニエンスストアにスーパー大麦を提供しているビオリエとしては、興味深いお話でしたので、JETROなどの発信情報をもとに調べてみました。
アメリカでも親しまれるおにぎり
日系やアジア系も多く住むアメリカ、西でも東でもおにぎりは現地の人に親しまれる食になっているようです。
西海岸のおにぎり
「Healthy(健康的)、Handy(手軽)、Yummy(美味しい)」のコンセプトで展開している、サンフランシスコ・ベイエリア初のオニギリ専門チェーン、Onigilly(オニギリー)さん。お米はオーガニック、化学調味料や着色料は使わないなど食材にこだわっている。具はもちろん、見た目もなじみやすいようにサンドイッチ型にしたりと、アメリカ人にも受け入れてもらえるように工夫しているそうです。
サンドイッチみたいということなので、今でいう「おにぎらず」みたいな感じだったのかしら。WEBサイトに掲載されているおにぎり、美味しそうです。
WEBサイト:http://www.onigilly.com
参照元:https://www.jetro.go.jp/agriportal/trends/sanfrancisco/onigilly.html
ニューヨーカーはおにぎりもおしゃれに
ハナミズキ・カフェさんは、ファッション関係者やファッション工科大学(Fashion Institute of Technology)の学生たちでにぎわうお店。
現地で人気のおにぎりは「スキヤキ」や「キノコ」。スパムを使った「ハワイアン」はアジア系の方がよく食べるそうです。
WEBサイト:https://www.hanamizukiny.com
参照元:https://www.jetro.go.jp/biznews/2017/08/ad227c2a29f6b144.html
サケや高菜・梅・昆布など日本でも定番のおにぎりが並ぶおむすび権米衛さんのニューヨーク店。米国人向けに開発したスパイシーツナやスパイシーチキンなども評判ですが、健康志向の客層が多いニューヨーカーには玄米のおにぎりも人気だとか。
参照元:https://www.jetro.go.jp/industry/foods/fanews/2017/11/8d11567ed5d6b3bd.html
ヨーロッパではおにぎりが独自に進化
日本食文化がより親しまれているヨーロッパでは、独自の進化をとげているようで、日本でもぜひ販売してほしいなって具材もあり、どんな味なのかとっても興味深いおにぎりが多いです。
ドイツでは寿司よりおにぎり?!
ドイツ人の味覚に合わせ、日本人が思いつかないような具の組合せが特徴的なライスアップ・オーガニック・オニギリさん。たとえば、「椎茸とかぼちゃの煮物」、「梅干し・セロリ・黒ゴマ」、「アボカドペーストのコリアンダー風味」、「ナチュラルチーズ・ルッコラ・ドライトマト」、「鶏のしょうが焼とスイートポテト」、「牛肉の照り焼き」など。
日本と違ったパッケージもスタイリッシュな感じです。
WEBサイト:https://rice-up.de
具材には魚介類を使わないオニギリも販売するニギ・ベルリンさんでは、塩鮭や梅干しなどの伝統的な具のほかに、「みそ・クルミ」、「鶏のしょうが焼き」や、野菜・豆腐・チキンを主な具材として、「カレーチキン」、「チーズとチキン」、「トマトとモッツァレラチーズ」、「チャツネ」など。
WEBサイトをのぞいてみても、アボカドやわかめなど、日本ではみかけない具材があります。今度やってみようかなと思います。
WEBサイト:https://nigi-berlin.de
参照元:https://www.jetro.go.jp/industry/foods/fanews/2012/09/503ee98dcae18.html
ドイツは、お店によって本当にいろいろなアレンジがあり、日本でも人気出そうなものもありますね。
ポーランドのおにぎり専門店
ポーランドにあるミンズ・オニギリ(Min’s Onigiri)さん。大学図書館の隣という立地から学生が多く、人気メニューは、サーモンおにぎり、プルコギおにぎり、照り焼きチキンおにぎりなど。家族への土産として買う方もいるそうです。
WEBサイト:https://www.facebook.com/mins.onigiri
参照元:https://www.jetro.go.jp/industry/foods/fanews/2017/03/c9d07ccaada8a9be.html
パリと日本が融合したおにぎり
パリのおむすび権米衛さんでは、パリの街をイメージして彩りの良い組み合わせを考案した「しそとたくあん」のほかにも、「トマトとオリーブ」、「じゃこと枝豆」など、パリと日本を融合したおしゃれなおにぎりがたくさん。
WEBサイト:https://omusubi-gonbei.byclickeat.fr
参照元:https://www.obonparis.com/ja/magazine/omusubi-gonbei-japanese-fast-food-in-paris/
パリでは「OBENTO」も定着しているとも耳にしますし、フランスと日本の食文化は相性がいいのかもしれませんね。
日本ではスーパー大麦のおむすびが新発売
スーパー大麦いりおむすびが2億食を突破し、1月18日からは新たな商品が発売になっています。
おむすび以外にも、スーパー大麦が入った商品がありますので、まだ食べたことがない方は一度お試しいただけると嬉しいです。
スーパー大麦のロゴ
このマークが目印です。全国の緑と青のコンビニで、お会いしましょう!
たくさんのご来店、お待ちしております。チャラララララーン♪ラララララーン♪
スーパー大麦のおにぎりを手作り
ご自宅でもスーパー大麦いりのおにぎりは簡単に作れますよ。
まとめ
気になった具材、ありましたか?
世界のおにぎりを調べてみたら、国によって現地の方に人気のいろいろな具材のおにぎりに出会えました。それぞれの食文化に合わせたり、日本食のヘルシーなイメージそのままが現地に受け入れられていたりと、たくさん発見もありました。
おにぎり、食べたくなってきました。
最後までお読みくださりありがとうございました。