乳酸菌BIOは、帝人目黒研究所の創始者である目黒庸三郎博士(1879~1947)によって開発されました。
細菌学者・免疫学者である目黒庸三郎博士は、1910年大阪府立高等医学校(現大阪大学医学部)卒業後、杏雲堂醫院を経て1911年より細菌学の大家である志賀潔先生のもとで細菌学ならびに免疫学を修めました。その後、1922年から1924年まで、細菌学、特にジフテリアの研究のために渡欧し、ベルギーとフランスのパスツール研究所で、のちにノーベル医学生理学賞を受賞したボルデー博士やラモン博士に研究指導を受けました。
腸内には100兆個もの菌が生息していると言われており、体にとって良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、そのどちらでもない「日和見菌(ひよりみきん)」の3つのグループが腸内フローラを構成しています。そして、この善玉菌の中で、小腸に多く住んでいるのが乳酸菌です。