『腸を制するものは脳を制する』とまで言い切る大物女優さんもいるほど、腸内フローラを良好な状態に保つ食事を摂ることはとても重要。腸活で心掛けるべき食事のポイントや具体的な食品、食べ方を紹介します。
理想的な腸活は菌+食物繊維
腸活には、乳酸菌やビフィズス菌などをを補うことと、食物繊維を食べることが重要です。なぜかというと、大腸内では善玉菌と悪玉菌が腸内フローラを形成し、互いに数や範囲で優勢をとろうと戦っているので、善玉菌に加勢するための食事をすることが必要なんです。
善玉菌を補う菌活
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌そのものを食べて補う。悪玉菌と戦う戦士を増やすイメージ。
乳製品:ヨーグルト、チーズ、発酵豆乳など
豆類:納豆、味噌、しょう油など
穀類:塩麹、甘酒など
野菜:ぬか漬け、キムチ、ピクルスなどの漬け物
善玉菌はサプリメントで摂ることも可能です。腸もそれぞれに個性があるので、自分の腸に合うサプリメントをいろいろ試してみてくださいね。
腸活には食物繊維が必須
腸活といえば食物繊維と言われる通り、食物繊維はしっかり摂りましょう。特に水溶性食物繊維が大事なのですが、残念ながら野菜にはあまり含まれていないのです。
穀類:大麦・ライ麦等の麦類
海藻:昆布・わかめなど
野菜・豆類:オクラ・大根・大豆など
きのこ:なめこなどのネバネバのもの
腸にいいレシピ
ここからは特に摂取しづらいとされる水溶性食物繊維を多く含む食材を使って、管理栄養士がおすすめする食べ方をレシピとともにご紹介します。
イヌリンいりパンケーキ
ファイバーリッチなマンゴーラッシー
大麦ご飯のロコモコ
大麦を衣にしたサーモンカツ
シナモンチャイ&大麦
この記事に掲載しているレシピはこちらの方に考案、調理いただきました。
kanna|管理栄養士・料理家 | |
自身が7kg減量した経験を活かし、簡単時短でつくれるダイエットレシピを発信している。Instagramのフォロワーは3.1万人(2022年1月現在)。いつだって食を楽しむ!をモットーに、企業のレシピ開発や料理講師などを担当。管理栄養士として生活習慣の改善やダイエットサポート、スポーツ栄養士としても活動している。 |